カラトラバの5107は、2010年代中盤になってから、カラトラバとしては高い価格帯といったポジションとなっています。
5107が現行だった時期は、2000年代前半頃でありますが、その世代のカラトラバは、2021年ぐらいまで140万円程度といった印象でした。
しかし、この5107は200万円前後といった水準に位置。明らかに高い価格帯となっていたわけです。
さて、近頃といえば、カラトラバでも多くのモデルが上昇していますが、その結果、先に“140万円台程度”と述べたカラトラバは、すでに200万円以上となっている様子があります。
その代表例といえるのが、5000Jでありますが、少し前まで140万円台だったのが、現在では230万円台となっています。
そうなると、以前から『200万円前後』といった価格帯だった、この5107が現在どういった水準になっているかが気になります。
ではその答えはどうかというと、WGモデルである、カラトラバ5107G-001の現在水準は278万円。
過去最高値といって差し支えない状態であるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年4月 の安値 |
2022年5月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
カラトラバ 5107G-001 |
中古 | 2年 1ヶ月 |
¥1,760,000 | ¥2,780,000 | 1,020,000 | 157.95% |
なお、前回このカラトラバ5107G-001をお伝えしたのは、“下落トレンド+最初の緊急事態宣言”という2020年4月。当時、この5107G-001は200万円前後⇒170万円台という状態になっていました。
それに対して現在水準は、過去最高値といえる状態であるため、2020年4月水準と、2022年5月水準との比較では、102万円の上昇となります。
なお、この5107J-001は、長らく200万円前後といった印象だったため、それと比べると、現在水準は70万円ぐらいの値上がりといった感覚になります。