2021年から目立った上昇となっているオーバーシーズですが、今年になって現行モデルは『3月まで上昇⇒4月頃からは下落』といった様子となっています。
それに対して、旧世代は『下落』という様子をあまり見せておらず、現行とは異なる値動きをしている状態です。
この42042/423A-8872は、第1世代の白文字盤ラージサイズでありますが、この時計、2018年12月時点では約69万円で購入可能でした。
当時といえば、ノーチラスに続いてロイヤルオークの評価も高まっていた時期ですが、オーバーシーズは全く反応しなかったため、第1世代はラージ自動巻でも“5桁ロレックスと同水準”といった価格帯だったわけです。
そんな42042/423A-8872ですが、現在では「ラグスポな評価」がなされているといえ、5桁ロレックスとは異なる水準になっています。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年12月 の安値 |
2022年6月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ヴァシュロンコンスタンタン
オーバーシーズ 42042/423A-8872 |
中古 | 3年 6ヶ月 |
¥698,000 | ¥1,867,800 | 1,169,800 | 267.59% |
このラージ白文字盤(自動巻)は、現在約186万円という状態ですが、同じ“白文字盤+自動巻”という組み合わせのミディアムサイズは、昨年10月時点で160万円台となっていました。
また、同じラージでも青文字盤となると、現在240万円台といった様子がみられます。
2020年以前だと、オーバーシーズの第1世代において「青文字盤が評価される」という現象は見られなかったといえますが、現在ではすっかりラグスポらしく「青文字盤が特に高い」という傾向があります。