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現在相場考察

66万円ほどの値上がり状態、ヨットマスター16628NGS

2022年6月8日更新
ロレックスのヨットマスター16628NGSについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年8月の安値と2022年6月の安値を比較し現在相場を考察。この10ヶ月での変動は66万4500円の値上がりだった。

ヨットマスター 16628NGSについての考察(2022年6月)

90年代のヨットマスターにおいて、上から2番目に高級だったといえるのが、この16628NGSであります。

当時のロレックススポーツモデルの特徴として、コンビ以上には「ダイヤ文字盤」が用意されるという特徴がありますが、ヨットマスターは「シェル文字盤+ダイヤ」という豪華な内容。

その色合いがなんとも良く、筆者は気になる1本として以前から値動きを追っています。

そんな16628NGSですが、昨年8月に紹介したときの水準は378万円。それに対して、現在では約444万円と、66万円ほどの値上がり状態となっています。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年8月
の安値
2022年6月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター
16628NGS
中古 0年
10ヶ月
¥3,780,000 ¥4,444,500 664,500 117.58%

なおこの16628NGS、この個体以外はすでに500万円前後という水準に達しているため、実際の相場は、ボトム価格よりも上と判断することもできます。

K18かつ豪華なモデルという存在は、2020年夏以降、特に強い傾向がありますから、16628NGSは高い評価となっても不思議でない存在だといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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