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現在相場考察

15400STの2倍近い水準、ロイヤルオーク15202ST.OO.0944ST.01

2022年6月9日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15202ST.OO.0944ST.01について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年7月の安値と2022年6月の安値を比較し現在相場を考察。この0年11ヶ月での変動は¥2,571,000だった。

ロイヤルオーク 15202ST.OO.0944ST.01についての考察(2022年6月)

初代5402の系譜を継ぐのが15202STでありますが、近年知名度が高い「エクストラシン」以外にも様々な種類があります。

この15202ST.OO.0944ST.01は、白文字盤の15202で、2000年代前半ぐらいから現行モデルとして存在していました。

ただ、15202といってもこの白文字盤、2017年の段階での中古相場は約169万円といったところ。同じ白文字盤(銀文字盤)の15400ST40万円高といった価格帯だったのです。

しかし、そんな15202ST.OO.0944ST.01の現在水準はどうかというと、なんと1000万円超えという状態。

実はこの15202ST.OO.0944ST.01、現在の状態は『2月にピーク水準となって⇒下落した』といったところ。15400STと同じような値動きとなっているわけですが、それでも15400STの2倍近い水準であるのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年7月
の安値
2022年6月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
15202ST.OO.0944ST.01
中古 0年
11ヶ月
¥7,629,600 ¥10,200,600 2,571,000 133.70%

2017年頃までにおいて、15400ST15202STの白文字盤(銀文字盤)は、それほど大きな評価の差がなかったわけですが、現在では15400ST.OO.1220ST.02が548万円である一方、この15202ST.OO.0944ST.01は約1020万円といった水準。

2017年時点において、15202ST15400ST、両者の相場差は42万円程度でしたが、今となっては472万円もの差がある状態なのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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