筆者は、2016年5月からこのブレゲの5817ST/12/5V8を追っていますが、それから2020年まで、長らく相場は変わらない傾向がありました。
マリーン2は、ブレゲのスポーツモデルですが、ブレゲというハイブランドの“スポーツ系”ということで、いわゆるラグスポといったキャラクターだといえる1本です。
ラグスポといえば、近年かなりな人気という傾向があるものの、マリーン2については、2016年⇒2020年の約4年間、長らく100万円程度といった水準で、相場はほとんど変わりませんでした。
そんなマリーン2の5817ST/12/5V8でありますが、転機が訪れたのは2021年5月のこと。その際、5817ST/12/5V8は約113万円になったのですが、2016年以来、110万円台という水準は初といえました。
そして、今年2022年、5817ST/12/5V8には、これまでで最も大きな変動が生じている様子であります。
現在、5817ST/12/5V8はなんと187万円という状況なのですが、これは2021年5月に対して73万円程も高値という状態であるのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年5月 の安値 |
2022年6月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ブレゲ
マリーン2 5817ST/12/5V8 |
中古 | 1年 1ヶ月 |
¥1,130,800 | ¥1,870,000 | 739,200 | 165.37% |
これまで、大きく変動しない傾向があったマリーン2ですが、2021年⇒2022年では約73万円の上昇。これは、5817ST/12/5V8の値動きとしては、前代未聞といえるほどの値上がりだといえます。
今回、このような値動きを見せた5817ST/12/5V8。これは、ラグスポの一角としての序章なのか、それとも、気まぐれのように高くなっただけなのか、今後の動きが気になるところです。