これまで、ヨットマスターの16622は、相場全体を示すかのような値動きをする傾向があったといえます。
特に、下落トレンド前においては、先に下落するといったことが多く、2016年や2020年など、多くのモデルが「目立って下落」という動きになる前に16622は値下がりしていました。
しかし今、16622の値動きはどうなっているかというと、なんと上昇傾向。
近頃の相場といえば、人気モデルの値下がりが目立っていますが、16622はその逆という値動きをみせているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年2月 の安値 |
2022年6月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター 16622 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥1,150,000 | ¥1,198,000 | 48,000 | 104.17% |
16622は今年2月時点で115万円という水準だったのですが、これは16622の中古相場としては過去最高値といった水準でした。
今年2月といえば多くのモデルが「ガバッと上昇」という値動きとなっており、16622の動きはそれに沿った状態だったといえます。
ところが現在では、人気モデルを中心に下落傾向が目立っているにもかかわらず、16622は上昇という様子。これまでの16622の値動きだった場合、現在相場は2月よりも“少し安い”といった状態になっているはずで、108万円といった水準になっていても不思議ではありません。
しかしながら、現在の16622は約119万円という状態。さらに、この個体以外については、120万円以上という水準になっているのです。
今回の16622の動きから考えられるのは、
もしくは、
といったところだと思います。