マニアックなモデルはあまり下落していないという感覚があるのですが、ノーチラスのレアモデル、5800/1A-001は、有名モデル並の値下がりとなっている様子です。
5800/1A-001は、2005年前後に登場したレアノーチラスの一角といえる存在なのですが、『2ピース構造で裏スケ』というレアアイテムを備えているモデルであります。
そういった希少性とマニアックな要素から、あまり乱高下をしないという印象があるのでですが、2022年は乱高下気味となってしまいました。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年4月 の安値 |
2022年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
パテックフィリップ
ノーチラス 5800/1A-001 |
中古 | 0年 3ヶ月 |
¥20,800,000 | ¥16,120,000 | -4,680,000 | 77.50% |
5800/1A-001は、2021年11月時点で1480万円という水準だったのが、2022年1月になると1650万円に上昇。そして、4月には2080万円に達していたのです。
けれども、現在水準を見ると、ボトム価格は1612万円という状態。有名人気モデル同様『ガバッと上昇⇒値下がり⇒1月並みに落ち着いた』という値動きをしたといえます。
なお、現在この5800/1A-001について興味深い点が、こういった値動き以外に、もう1つあります。
それは、現在売られている個体数が通常よりも多いという点です。
5800/1A-001はレアモデルであるため、常時売られているという様子はなく、中古個体がある場合でも、1本程度といったケースが多いのです。
しかし今、5800/1A-001の中古は4個体が存在。5800/1A-001の中古個体がこれだけ多く販売されている状態は、過去6年の様子を見る限り、かなり珍しいといえます。