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現在相場考察

他のラグスポよりも値下がり幅が弱い、ロイヤルオークエクストラシン15202ST.OO.1240ST.01

2022年7月9日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク15202ST.OO.1240ST.01について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年2月の安値と2022年7月の安値を比較し現在相場を考察。この0年5ヶ月での変動は¥-3,398,703だった。

ロイヤルオーク エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01についての考察(2022年7月)

ロイヤルオークといえば、15400STの値下がりが目立っていますが、15202STエクストラシンの値動きはどうなっているかというと、こちらも値下がり気味となっています。

ただ、エクストラシンは“値下がり”といっても、15400STノーチラスなどと比べると、値下がり幅は弱いといえる状態です。

以前の記事でもお伝えしたように、ノーチラスなどは60%台といった変動率となっている一方、ロレックスの人気モデルは、同じ“値下がり”でも80%台にとどまるのです。

そして、このエクストラシンはどうかというと、ロレックスと同じ80%台という様子。

ノーチラスアクアノートオーバーシーズなどが60%台という状態であるため、同じラグスポであるエクストラシンも60%台規模の下落となっているかと思いきや、80%程度というのは意外だと思います。

本記事で参考とした中古腕時計

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中古 オーデマ ピゲ AUDEMARS PIGUET ロイヤルオーク ジャンボ エクストラシン 15202ST.OO.1240ST.01 ブルー メンズ 腕時計

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年2月
の安値
2022年7月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
エクストラシン
15202ST.OO.1240ST.01
中古 0年
5ヶ月
¥17,798,000 ¥14,399,297 -3,398,703 80.90%

このエクストラシン、今年2月の1700万円台という水準がピークといえるわけですが、現在水準は、約1439万円。5ヶ月前と比べて約339万円もの下落となっているものの、ノーチラスアクアノートなどの「600万円、700万円規模の値下がり」と比べると、だいぶ弱い下げ幅だといえます。

なぜエクストラシンは、他のラグスポよりも値下がり幅が弱い状態なのか、その理由が気になるところでありますが、筆者としては、2月に他のラグスポよりも“伸び”が弱かったから、結果的に、“下げ幅”も弱かったのではないかと思っています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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