5月の段階では、「値下がりしていたものの、他とは異なる雰囲気」という様子だった116506A。
なぜ“他とは異なる”といえたのかというと、値下がり幅が弱かったからです。
今年といえば、『2月までガバッと上昇⇒3月頃から下落⇒1月並に着地』という値動きが目立っていますが、ロレックス人気モデルの多くは3月に下落して以降、5月ぐらいまで停滞気味といった様子がありました。
そして、その際の下落幅、すなわち残価率は80%台といった水準が多い傾向だったわけです。
そういった中、この116506Aは2000万円超えという高価格帯でありながら、5月までの下落幅は約94%。値下がりしていたものの、他の人気モデルと比べると明らかに下落幅が弱いという状態だったのです。
そんな116506Aですが、5月⇒7月では、再び下落している様子。
今回は、前回の値下がりよりも下落幅が大きく、残価率は約89%となっています。
⇒安くなってきた雰囲気だが、2000万円、2100万円台ぐらいならサクッと売れてる
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年5月 の安値 |
2022年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイトナ 116506A |
中古 | 0年 2ヶ月 |
¥23,800,000 | ¥21,340,000 | -2,460,000 | 89.66% |
この116506Aを含む人気ロレックスは、3月中旬前後に下落して以降、しばらく停滞気味といった雰囲気がありました。
しかしながら、今月ぐらいから、“再び下落”という様子が見られるようになり、この116506Aについては、前回よりも下落幅が大きい様子となってしまっている状態です。
とはいうものの、この116506A、2100万円台ぐらいまでの価格であれば比較的早い段階で売り切れとなっている様子があるため、値下がり状態ながら、なかなか強い雰囲気を見せている側面もあります。