今年といえば、3月頃から値下がりが目立っているため、なんだか「値下がり」というイメージが強いかもしれません。
しかし、今年の下落は、下落といっても、2月水準と比較したら値下がり状態といったところ。2021年水準との比較だと“だいぶ高い”といえるケースは多いといえます。
では、1年前水準と比べるとどういった状態なのか、デイトナの116523白文字盤を例としてお伝えします。
116523は、デイトナの中で2番目に安価な中古相場となっているモデル。一番安いのは16523なのですが、その次に安いといった立ち位置であります。
そんな116523ですが、2021年6月時点では200万円超えという状態になっており、その時点のボトム価格は205万円でした。
では今、116523白文字盤はどういった水準なのかというと、その答えは、約279万円。2021年6月水準よりも、74万円ほど値上がり状態なのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年6月 の安値 |
2022年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 白文字盤 116523 |
中古 | 1年 1ヶ月 |
¥2,050,000 | ¥2,798,000 | 748,000 | 136.49% |
116523は、今年3月から4月にかけて、ボトム価格(文字盤色問わない)が270万円台となっていた様子があります。
それに対して、現在水準(文字盤色問わない)は、やや分かりづらいものの、おおよそ250万円台だといえる状態です。
そういった意味で116523は、3月頃よりも20万円程度下落している様子だといえるのですが、とはいうものの、1年前水準と比べると、ずいぶん高い状態となるわけです。