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現在相場考察

再び下落している様子、エアキング116900

2022年7月18日更新
ロレックスのエアキング116900について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年4月の安値と2022年7月の安値を比較し現在相場を考察。この3ヶ月での変動は20万1000円の値下がりだった。

エアキング 116900についての考察(2022年7月)

今年3月に、エアキングの新型が発表されたわけですが、それと同時に、それまで現行型だった116900が生産終了となりました。

こういった生産終了というニュースがあると、前モデルがガバッと上昇するケースが多いわけですが、今年の116900は、やや異なる動きとなっていました。

116900は、新作発表前にガバッと上昇したのですが、新作が発表されると、不思議と下落

3月5日時点のボトム価格は約153万円だったのが、3月31日時点では約139万円に値下がりしていました。

そして、その後は下落が続き、4月には約119万円という状態になっています。

そんな116900ですが、7月の今、再び下落している様子があります。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年4月
の安値
2022年7月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
エアキング
116900
中古 0年
3ヶ月
¥1,199,000 ¥998,000 -201,000 83.24%

現在、116900のボトム価格は、約99万円なのですが、2番目に安価な個体が約105万円、3番目が約108万円というように、4月水準を10万円以上といった単位で下回っている状態です。

116900は、2015年以前のエアキングからすると、異例なモデルであるため、生産終了となったらレアモデルとなるかもしれない、という期待感があったかもしれません。

しかし、今年3月に出た新型は、116900の見た目を踏襲しているため、生産終了となった116900に対するレア感が薄れたのだと思います。

とはいうものの、116900は、ミルガウスと共通のケースを採用している(というよりも、ほぼミルガウス)といった内容のエアキングであるため、内容としてはかなりレアなエアキングということもできます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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