今年3月に、エアキングの新型が発表されたわけですが、それと同時に、それまで現行型だった116900が生産終了となりました。
こういった生産終了というニュースがあると、前モデルがガバッと上昇するケースが多いわけですが、今年の116900は、やや異なる動きとなっていました。
116900は、新作発表前にガバッと上昇したのですが、新作が発表されると、不思議と下落。
3月5日時点のボトム価格は約153万円だったのが、3月31日時点では約139万円に値下がりしていました。
そして、その後は下落が続き、4月には約119万円という状態になっています。
そんな116900ですが、7月の今、再び下落している様子があります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年4月 の安値 |
2022年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
エアキング 116900 |
中古 | 0年 3ヶ月 |
¥1,199,000 | ¥998,000 | -201,000 | 83.24% |
現在、116900のボトム価格は、約99万円なのですが、2番目に安価な個体が約105万円、3番目が約108万円というように、4月水準を10万円以上といった単位で下回っている状態です。
116900は、2015年以前のエアキングからすると、異例なモデルであるため、生産終了となったらレアモデルとなるかもしれない、という期待感があったかもしれません。
しかし、今年3月に出た新型は、116900の見た目を踏襲しているため、生産終了となった116900に対するレア感が薄れたのだと思います。
とはいうものの、116900は、ミルガウスと共通のケースを採用している(というよりも、ほぼミルガウス)といった内容のエアキングであるため、内容としてはかなりレアなエアキングということもできます。