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現在相場考察

400万円超えという価格ステージ、ロイヤルオーク14790ST.OO.0789ST.10

2022年7月20日更新
オーデマピゲのロイヤルオーク14790ST.OO.0789ST.10について斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年9月の安値と2022年7月の安値を比較し現在相場を考察。この0年10ヶ月での変動は¥505,600だった。

ロイヤルオーク 14790ST.OO.0789ST.10についての考察(2022年7月)

今年の値動きは、『2月までガバッと上昇⇒その後下落⇒1月並みに戻る』といった傾向ですが、主にそうなっているのは現行世代を中心にした人気モデルだといえます。

この現行世代というのは、ロレックスでいう6桁に相当する年式で、2004年以降にデビューしたモデルと考えています。

そのため、5桁世代に相当するモデルは、「値下がりしていない」といったケースが見られるわけですが、それだけでなく「2月頃にガバッと上昇」という動きをそもそもしていなかったという場合があります。

今回紹介するのは、ロイヤルオーク14790STですが、これはまさにロレックスでいう5桁に当たる世代のモデルです。

この14790STの白文字盤、14790ST.OO.0789ST.10は、2020年夏頃から値動きが活発化した経緯があるため、前回お伝えした2021年9月の段階では、『7ヶ月で110万円程の上昇』となっていました。

では、現在この14790ST.OO.0789ST.10はどういった水準になっているかというと、約408万円といった状態。

400万円超えという価格ステージに到達しているのです。

(現在参考の腕時計がありません)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年9月
の安値
2022年7月
の安値
変動額 残価率
オーデマピゲ
ロイヤルオーク
14790ST.OO.0789ST.10
中古 0年
10ヶ月
¥3,575,000 ¥4,080,600 505,600 114.14%

この14790ST.OO.0789ST.10は、今年2月後半から3月後半にかけても、ボトム価格が400万円以上となっていた形跡がありますが、その後は一旦下落。

ただ、今となっては再び400万円台に回復している様子となっており、15400STロレックス6桁世代に相当)とは全く異なる値動きが見られます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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