このところ、ロレックスの人気モデルが、4月以来久々に目立った下落傾向となっている様子がありますが、緑文字盤の緑サブ、116610LVも値下がりとなっています。
116610LVは、今年3月ぐらいまで上昇傾向が続いていましたが、4月上旬からは下落に変化。ただ、それぞれの下落幅は、他の人気モデルよりも弱いといえ、残価率はおおよそ90%台となっている傾向です。
ノーチラスやロイヤルオーク、オーバーシーズ等、ラグスポの場合、今年3月頃から、残価率が60%台という値動きが珍しくありません。また、デイトナ等人気ロレックスも80%台といったことを考えると、90%台という116610LVは、派手な値下がりをしない傾向だといえます。
そして、今回の116610LVもまた、前回、前々回と同様の下落幅と同様といった様子。
116610LVは、6月⇒7月現在で25万円ほどの値下がりとなっている状況ですが、残価率は92%であります。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年6月 の安値 |
2022年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
サブマリーナ 116610LV |
中古 | 0年 1ヶ月 |
¥3,150,000 | ¥2,898,000 | -252,000 | 92.00% |
昨日お伝えしたデイトナ116500LN黒文字盤は、6月⇒7月で残価率が約84%となっているため、それと比べると、この緑サブは弱い下落幅だといえます。
ただ、この緑サブ、兄弟モデルともいえるGMTマスター2の116710BLNRと比べると、より下落しているという側面があります。
116710BLNRは、今年2月にピーク相場となり、4月からは値下がり傾向。2月⇒4月では残価率が約85%となったものの、その後目立った下落をしていない傾向があります。
現在水準は、4月と比べて8万円程度の値下がりにとどまっているわけですが、これは緑サブよりも下落していない状況だといえます。
ピーク水準から現在までの値動きは以下。
2022年3月:¥3,567,960
2022年7月:¥2,898,000
⇒¥669,960値下がり
2022年2月:¥2,668,000
2022年7月:¥2,198,000
⇒¥470,000値下がり