高級腕時計は、その腕時計が入れられた箱も豪華にな場合が多い。ブランドによっては、通常価格帯の腕時計と高価格帯で箱を分けている場合もある。
下の画像はオフィチーネパネライの腕時計につく付属品一式であるが、パネライの場合もっとも下位のルミノールベースでもこのような豪華な箱が付属品としてつく。
箱は腕時計の価値を満たすアイテムとして1つの重要な役割を担っているし、オーナーの所有満足感にも好影響を与える存在である。
並行輸入品の箱
箱は腕時計の価値に大きな影響をもたらさないことから、箱の扱いが重要視されないケースが多々ある。並行輸入品の場合、腕時計本体と箱がバラバラに扱われるケースがあり、新品状態であっても必ずしも本体に本来付属する形状の箱とは限らない。
腕時計を売却する際の『箱』の重要性
中古の腕時計を購入するときによく「チェックするべきだ」といわれるのが『付属品』ですが、投資用腕時計において付属品の有無はそれほど重要ではありません。確かに、内箱や外箱、アクセサリーや保証書などの付属品がすべて揃っている時計のほうが程度が良いという傾向がありますが、付属品が揃っているからといって相場よりも高く売れるわけではありません。(『腕時計投資のすすめ』164ページ)