デイトナの116520は数ヶ月前から、明らかに「値上がりではない状態」となっていましたが、ボトム価格の個体が「1つだけ安価」といったことが多かったため、なかなか取り上げられずにいました。
そんな116520ですが、今、久々にボトム価格が安定している様子があり、今回お伝えできる次第です。
116520の白文字盤を前回お伝えしたのは今年2月でありますが、その際は約361万円という水準に達していました。
それより前に116520白文字盤を取り上げたのは、2021年7月でしたが、その時は約261万円だったため、2021年7月⇒2022年2月では93万円もの上昇となっていたわけです。
しかし、そんな116520白文字盤は、2月水準をピークとして値下がり状態。
現在水準は318万円と、2月水準に対して約41万円の下落といった様子であります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年2月 の安値 |
2022年7月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイトナ 白文字盤 116520 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥3,618,000 | ¥3,180,000 | -438,000 | 87.89% |
ただこの116520、下落といっても、2月から7月現在までにかけての残価率が約87%となっています。
雲上スポーツなどの場合、値下がりによって残価率が60%台となることがあるため、80%台という残価率でも「値下がりしていない」という印象になるわけですが、それら人気モデルは、2月から7月という期間では、数度の下落をしていることが珍しくありません。
それに対して、この116520白文字盤は、2月⇒7月における残価率が約87%であるため、他の人気モデルと比べると、弱い下落といえるかと思います。