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現在相場考察

2月⇒7月における残価率が約87%、デイトナ116520白文字盤

2022年7月30日更新
ロレックスのデイトナ116520について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年2月の安値と2022年7月の安値を比較し現在相場を考察。この0年5ヶ月での変動は¥-438,000だった。

デイトナ 白文字盤 116520についての考察(2022年7月)

デイトナ116520は数ヶ月前から、明らかに「値上がりではない状態」となっていましたが、ボトム価格の個体が「1つだけ安価」といったことが多かったため、なかなか取り上げられずにいました。

そんな116520ですが、今、久々にボトム価格が安定している様子があり、今回お伝えできる次第です。

116520の白文字盤を前回お伝えしたのは今年2月でありますが、その際は約361万円という水準に達していました。

それより前に116520白文字盤を取り上げたのは、2021年7月でしたが、その時は約261万円だったため、2021年7月⇒2022年2月では93万円もの上昇となっていたわけです。

しかし、そんな116520白文字盤は、2月水準をピークとして値下がり状態。

現在水準は318万円と、2月水準に対して約41万円の下落といった様子であります。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年2月
の安値
2022年7月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
白文字盤
116520
中古 0年
5ヶ月
¥3,618,000 ¥3,180,000 -438,000 87.89%

ただこの116520、下落といっても、2月から7月現在までにかけての残価率が約87%となっています。

雲上スポーツなどの場合、値下がりによって残価率が60%台となることがあるため、80%台という残価率でも「値下がりしていない」という印象になるわけですが、それら人気モデルは、2月から7月という期間では、数度の下落をしていることが珍しくありません。

それに対して、この116520白文字盤は、2月⇒7月における残価率が約87%であるため、他の人気モデルと比べると、弱い下落といえるかと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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