2017年といえば、腕時計がガバっと上昇した年でありますが、そういった時期でも中古が50万円台という水準だったミルガウスの116400。
その後も、116400はあまり目立った上昇をせず、他の同世代スポーツ系と比べると“ゆっくり伸びる”という傾向があったわけですが、2020年からは白文字盤の様子が激変しています。
白文字盤が伸びた結果、この世代のミルガウスは、『白文字盤、Zブルー文字盤、GV黒文字盤』とう相場序列になり、最も安いのがこの黒文字盤となったわけです。
ただ、そんな116400黒文字盤も、今年2月頃までの急上昇期において、一時は150万円台という水準に到達。他のモデル同様『ガバっと上昇』という値動きをしていたのです。
しかし今、そんな116400黒文字盤は下落状態。現在水準は、2021年11月よりも12万円安価という状態であります。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年11月 の安値 |
2022年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ミルガウス 黒文字盤 116400 |
中古 | 0年 9ヶ月 |
¥1,250,000 | ¥1,130,000 | -120,000 | 90.40% |
これまで『2月頃まで上昇⇒その後下落』というモデルは、下落したといっても今年1月並という状態が多かったといえますが、先月ぐらいからロイヤルオークの15400STなどが昨年12月、11月頃の水準を下回るという状態になっています。
そして、この116400黒文字盤もまた、昨年11月水準を下回っているわけですが、近頃の値動きは、「これまで後の方に動く傾向だったモデルが、逆に、真っ先に動く」という感覚があるといえます。