今年4月頃から、値下がりするモデルが目立っていますが、そういったことに当てはまっているのは、現行世代の人気モデルだといえます。
それらの残価率は、ロレックススポーツ系が80%台、ラグスポが60%台といったところ。ただ、ロレックスの現行世代人気モデルでも、緑サブの残価率は高く、これまで下落した際は90%台という数値となっていました。
今回も、また116610LVの値下がりが見られる様子となっているのですが、残価率はやはり90%台。7月水準に対して94.82%となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年7月 の安値 |
2022年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
サブマリーナ 116610LV |
中古 | 0年 1ヶ月 |
¥2,898,000 | ¥2,748,000 | -150,000 | 94.82% |
ただ、この116610LV、残価率が90%台とはいえ、目立った値下がりをするのは今年4度目。116610LVは、4月以降値下がりが見られるようになりましたが、4度値下がりした結果、現在水準は、3月のピーク水準と比べると、それなりに下がっているといえます。
116610LVの3月水準は約356万円。それに対して、現在水準は約274万円ですから、ピーク時と比べると81万円もの下落状態となるわけです。
そうなると、3月⇒8月の残価率は、77.02%という数値。
4度値下がりしたとはいえ、各残価率が90%台にとどまっていたこともあって、3月⇒8月の比較でも、残価率思ったより残っているという印象になります。
ちなみに同じ緑サブでも5桁世代の16610LVは、2月⇒8月の残価率が93.36%となっています。