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現在相場考察

ピーク時と比べると81万円もの下落状態、サブマリーナ116610LV

2022年8月21日更新
ロレックスのサブマリーナー116610LVについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年7月の安値と2022年8月の安値を比較し現在相場を考察。この0年1ヶ月での変動は¥-150,000だった。

サブマリーナ 116610LVについての考察(2022年8月)

今年4月頃から、値下がりするモデルが目立っていますが、そういったことに当てはまっているのは、現行世代の人気モデルだといえます。

それらの残価率は、ロレックススポーツ系が80%台、ラグスポが60%台といったところ。ただ、ロレックスの現行世代人気モデルでも、緑サブの残価率は高く、これまで下落した際は90%台という数値となっていました。

今回も、また116610LVの値下がりが見られる様子となっているのですが、残価率はやはり90%台。7月水準に対して94.82%となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年7月
の安値
2022年8月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
116610LV
中古 0年
1ヶ月
¥2,898,000 ¥2,748,000 -150,000 94.82%

ただ、この116610LV、残価率が90%台とはいえ、目立った値下がりをするのは今年4度目116610LVは、4月以降値下がりが見られるようになりましたが、4度値下がりした結果、現在水準は、3月のピーク水準と比べると、それなりに下がっているといえます。

116610LVの3月水準は約356万円。それに対して、現在水準は約274万円ですから、ピーク時と比べると81万円もの下落状態となるわけです。

そうなると、3月⇒8月の残価率は、77.02%という数値。

4度値下がりしたとはいえ、各残価率が90%台にとどまっていたこともあって、3月⇒8月の比較でも、残価率思ったより残っているという印象になります。

ちなみに同じ緑サブでも5桁世代の16610LVは、2月⇒8月の残価率が93.36%となっています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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