従来エントリークラスは、“人気”だったり“レアモデル”というキャラクターにならない傾向がありましたが、その前例を覆したのが、この114300のダークロジウム文字盤だといえます。
現行のオイスターパーペチュアルは、ティファニーカラーのブルー文字盤を筆頭に、このダークロジウム文字盤よりさらに『上』の価格帯にまで到達。また、このダークロジウムと同じ114300の他文字盤色も、ダークロジウム並に高くなっています。
そのため、現在では“値動きするオイスターパーペチュアル”は多々あるわけで、ダークロジウムだけが動くというわけではありません。
ただ、やはり以前から値動きする傾向があるダークロジウムは、気になる存在だといえます。
では、現在、114300のダークロジウム文字盤はどうなっているかというと、値下がり傾向といった様子。4月水準に対して12万円程安価な状態となっています。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年4月 の安値 |
2022年8月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
オイスターパーペチュアル ダークロジウム文字盤 114300 |
中古 | 0年 4ヶ月 |
¥1,189,650 | ¥1,069,000 | -120,650 | 89.86% |
この114300ダークロジウム文字盤の4月⇒8月残価率は89.86%と、80%台後半といった数値ですが、これは他の人気モデルに対して『下落していない方』だといえます。
もっとも、このダークロジウム文字盤は「上昇」方面の値動きでも120%程度といった様子だったため、値下がり方面の残価率が80%台後半というのは、違和感がないといえます。