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現在相場考察

回復となる事例が発生、デイトナ116500LN黒文字盤

2022年8月31日更新
ロレックスのデイトナ116500LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年7月の安値と2022年8月の安値を比較し現在相場を考察。この0年1ヶ月での変動は¥261,000だった。

デイトナ 黒文字盤 116500LNについての考察(2022年8月)

今年の値動きは、人気モデルを中心に『2月頃までガバッと上昇⇒その後下落』という様子があります。

一旦値下がり傾向となったモデルは、その後の値動きでは「さらなる下落」となっていたわけで、これまで「下落⇒回復」という様子をお伝えすることはありませんでした。

しかし今、そういった“今年下落”という実績があるモデルで、回復となる事例が発生

しかもなんと、そのモデル、現行デイトナのステンレスモデル、116500LN黒文字盤なのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年7月
の安値
2022年8月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
黒文字盤
116500LN
中古 0年
1ヶ月
¥3,639,000 ¥3,900,000 261,000 107.17%

116500LN黒文字盤は、7月に約363万円に値下がりしていましたが、そろそろ夏休みも終わりという今、なんと390万円にまで回復。7月⇒8月で26万円の上昇となっています。

とはいえ、この116500LN黒文字盤、今年6月時点では429万円だったわけで、それと比べるとそこまで回復していないといえる状態です。

ただ、今回重要なのは『2月頃まで上昇⇒その後下落』となったモデルが、『下落⇒回復』となった点であるわけで、近いうちに他のモデルでもこのような事例が起こるか否かが興味深いと感じます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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