腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

明らかに高い状態、GSTクロノグラフプラダIW370802

2022年9月8日更新
IWCのIW370802について斉藤由貴生が執筆。本記事では2018年9月の安値と2022年9月の安値を比較し現在相場を考察。この4年0ヶ月での変動は¥107,786だった。

GSTクロノグラフ プラダ IW370802についての考察(2022年9月)

長らく『相場が動かない』という傾向があったIWCですが、このところ値動きするモデルが増えている様子があります。

今回取り上げるのは、プラダとのコラボモデル、IW370802ですが、これは現在50万円以上となっている状態です。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2018年9月
の安値
2022年9月
の安値
変動額 残価率
IWC
GSTクロノグラフ
プラダ
IW370802
中古 4年
0ヶ月
¥400,464 ¥508,250 107,786 126.92%

IW370802のこれまでの相場は、ざっくり以下であります。

  • 2010年8月 420,000円
  • 2016年4月 365,040円
  • 2018年9月 400,464円
  • 2022年9月 508,250円
  • 2016年⇒2016年の変化では、約36万円⇒約40万円となっているため、「他のIWCとは異なり、プラダコラボだけあって上昇している」と思ってしまいます。

    しかしながら、2010年、つまり“リーマンショック後の全体的に時計が安い時期”でも、IW370802約42万円だったわけで、実は2018年の約40万円という状態は特段高いわけではなかったのです。

    それに対して今回、IW37080250万円以上と、2010年水準と比べても明らかに高い状態

    他のIWC同様、異変が起きたといえる様子であるのです。

    この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
    本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。