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現在相場考察

ずっと上昇傾向、GMTマスター16700青赤ベゼル

2022年9月10日更新
ロレックスのGMTマスター16700について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年2月の安値と2022年9月の安値を比較し現在相場を考察。この0年7ヶ月での変動は¥120,000だった。

GMTマスター 青赤ベゼル 16700についての考察(2022年9月)

今年といえば、『2月頃まで急上昇⇒その後は下落』という値動きが目立っていますが、ロレックス5桁世代については、ずっと上昇傾向というモデルが珍しくありません。

このGMTマスター16700もその例の1つであるのですが、16700(青赤ベゼル)は今年2月水準が約152万円であるのに対し、現在水準は約164万円

2月から9月現在までにかけて12万円の値上がり状態となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年2月
の安値
2022年9月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
GMTマスター
青赤ベゼル
16700
中古 0年
7ヶ月
¥1,528,000 ¥1,648,000 120,000 107.85%

6桁世代の場合、2月水準と現在水準とでは、数十万円単位の値下がりとなっていても不思議でない状況だといえますが、この1670010万円以上の“値上がり”状態というのが興味深い点だと感じます。

また16700は、今年2月において、それ以前と比べると「ガバッと上昇」している様子があったといえます。

通常の人気モデルの場合、今年2月といった時期に派手な上昇をしていた場合、それから今ぐらいまでにかけて、その上昇分が無くなるぐらいにまで下落している、ということも珍しくありません。けれども、16700はむしろ上昇傾向となっているのが凄いと思います。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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