今年ぐんぐんと上昇した結果、3月に210万円台にまで達した116622のダークロジウム文字盤。
116622は、ロレジウムの6桁世代版ですが、ベゼルがプラチナというように、通常のSSスポーツモデルよりも上級機種といったポジションに位置します。
ロレジウムがデビューしたのは1999年ですが、その際登場した16622(この116622の前モデル)は、長らく青サブよりも高値といった価格帯に位置しており、SS系ロレックスの中ではデイトナの次に高いといった感覚がありました。
けれども、アベノミクス以降になると、ヨットマスターロレジウムの注目度は以前ほど高くなくなり、中古相場も相対的に高くない状態となっていたわけです。
そういった状況の中、このダークロジウム文字盤だけは、他の人気6桁スポーツ並の注目度となっていたわけで、以前から相対的に高い立ち位置だったといえます。
とはいえ、そういった感覚があった頃でも、このダークロジウム文字盤は130万円台といった水準だったため、今年3月の210万円台は、驚くほど高くなった状態だったわけです。
そんな116622のダークロジウム文字盤でありますが、3月から現在までにかけては値下がりしている様子。現在水準は約193万円というように、200万円を割っている状況です。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年3月 の安値 |
2022年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
ヨットマスター ダークロジウム文字盤 116622 |
中古 | 0年 6ヶ月 |
¥2,118,000 | ¥1,933,000 | -185,000 | 91.27% |
このダークロジウム文字盤は、3月⇒9月の半年間で18万円ほどの値下がり状態となっているわけで、210万円台⇒190万円台という変化となっています。
値下がりしたとはいえ、以前の水準と比べると以前高い状態となっており、実際3月⇒9月の残価率は約91%。
他の人気モデルと比べると“値下がりしていない方”といった部類だといえます。