腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
現在相場考察

1年前と比べて約38万円高、デイトナ116500LN白文字盤

2022年9月15日更新
ロレックスのデイトナ116500LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年9月の安値と2022年9月の安値を比較し現在相場を考察。この1年0ヶ月での変動は38万1150円の値上がりだった。

デイトナ 白文字盤 116500LNについての考察(2022年9月)

デイトナ116500LNの値動きについては、長らく黒文字盤を取り上げていたため、白文字盤をお伝えするのは1年ぶりとなってしまいました。

116500LNは今年3月頃までガバッと上昇した後、4月頃から値下がり傾向となり、それが7月まで続いていました。

黒文字盤は、8月に回復傾向となり、現在392万円となっている状況であります。

それに対して白文字盤は、現在441万円という水準。これは、1年前すなわち2021年9月水準と比べて約38万円高といった状態です。

本記事で参考とした中古腕時計

※広告が含まれる場合があります

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年9月
の安値
2022年9月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
白文字盤
116500LN
中古 1年
0ヶ月
¥4,028,850 ¥4,410,000 381,150 109.46%

この白文字盤、実は2021年4月に449万円となったことがあるのですが、同年5月には約364万円に下落。そして、9月に約402万円に回復したわけですが、それから1年後の今にかけても、しっかりと上昇してる状態です。

今年といえば、2月ごろまでガバッと上昇した後に下落したという値動きが目立っており、今では一部モデルが2021年水準以下となっている様子もあります。

けれども、116500LN白文字盤については2021年9月水準を38万円ほど上回っているわけで、8月に回復傾向となった黒文字盤同様、2021年水準を下回るような雰囲気を感じさせないと思います。

ただ補足すると、先の通り、この白文字盤は2021年4月に449万円となっていたため、現在水準はそれと比べると安価という状態。とはいえ、当時の116500LN白文字盤は特異な動きをしていたともいえるため、2021年9月との比較で『高い』状態であるのが重要だと考えます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。