「デイデイト2」という名前は、今では『?』という印象になりますが、これは“ケースサイズが大きい方のデイデイト”を最初に示したモデル名。今でいうデイデイト40と同じポジションであります。
ただ、デイデイト2のほうは、ケースサイズが41mmと現行よりも1mm大きめ。デビューは2008年と、ちょうどケースサイズ拡大トレンドの時期に登場しています。
このデイデイト2、せっかく「2」という名称が与えられているにもかかわらず、文字盤には「DAY-DATE」としか表記されていません。
もしも「DAY-DATE II」だったならば、かなりなレア感が生まれ、相場が凄いことになったことでしょう。
とはいえ、このデイデイト2、そんな表記がない状態でも、現在ものすごい評価となっている状態。
この218206は、2019年10月に548万円となった際「かなり高くなった」という印象があったわけですが、現在水準はなんと約996万円。実に2倍近くもの上昇となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2019年10月 の安値 |
2022年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
デイデイト2 アイスブルーローマン 218206 |
中古 | 2年 11ヶ月 |
¥5,480,000 | ¥9,966,000 | 4,486,000 | 181.86% |
近頃、このデイデイト2に限らず、デイデイトが全体的に評価されている印象がありますが、2019年の時点で500万円台だった218206の伸びは凄まじく、2年11ヶ月で448万円ほどの値上がりといったところ。
その結果、現在218206は960万円台に達しているわけですが、デイデイト、それも「2」というマニアックなモデルがこのような派手な値動きとなったのは意外だといえます。