2017年頃までにおいて、ミルガウスの中で最も安価という立ち位置だった白文字盤ですが、2021年から目立った評価をされるようになり、今では6桁世代としては最高値という状態が珍しくありません。
従来、6桁世代のミルガウスは、唯一2014年に登場した116400GVのZブルー文字盤が“最も高値”となっていたわけですが、白文字盤がそれを抜かしたというのはびっくりだったといえます。
この白文字盤がZブルー文字盤以上となったのは、2021年10月のことですが、その際の水準は約129万円。ちなみ同時期、Zブルー文字盤は約126万円でした。
そして、2022年になると、6桁世代のミルガウスは全体的に伸び、2月に白文字盤は200万円超えという状態にまで達していたのです。
しかしその後、6桁世代ミルガウスは全体的に下落。4月時点でこの白文字盤は、約161万円となっていました。
そんな白文字盤の現在水準はどうなっているかというと、約141万円という状態。現在水準は4月よりも19万円ほど安い状態となっています。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年4月 の安値 |
2022年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ミルガウス 白文字盤 116400 |
中古 | 0年 5ヶ月 |
¥1,611,600 | ¥1,417,650 | -193,950 | 87.97% |
なお、現在Zブルー文字盤のボトム価格は約145万円であるため、白文字盤は“Zブルーよりも安価”という状態でもあります。
とはいえ、この約141万円という水準。今年2月水準と比べると随分値下がりした状態でありますが、その一方で、昨年10月水準と比較すると10万円以上高値となっています。
2月のピーク水準と比べると値下がり状態であるものの、約1年前よりも高値という状態はキープしているという側面があります。
ただ、116400白文字盤は、昨年11月に約152万円に達してるため、2022年1月水準並とはいえない状況。現在水準は、2021年10月よりも高く、11月よりは安価といった状態なのです。