今年2月にボトム価格が2780万円にまで達したノーチラスの5711/1A-010ですが、その後下落し、3月には2035万円となっていました。
そして、それからも5711/1A-010は下落していったわけですが、一時は1500万円台となっていました。
ただ、そういった状況下において5711/1A-010の“2番目に安い個体”は、依然として2000万円以上という様子があり、ボトム価格と2番目個体との価格差が500万円程度もある状態となっていたのです。
そのため、6月以降において、5711/1A-010の様子は記事で伝えづらかったわけです。
ただ、それから今にかけて、『5711/1A-010が2000万円以下で購入可能』という状態は3ヶ月以上も継続。また、現在では3番目に安い個体まで2000万円以下となっているため、記事化した次第であります。
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年3月 の安値 |
2022年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
パテックフィリップ
ノーチラス 5711/1A-010 |
中古 | 0年 6ヶ月 |
¥20,350,000 | ¥16,972,340 | -3,377,660 | 83.40% |
なお、この5711/1Aの青文字盤には、この5711/1A-010の他に、5711/1A-001があります。
5711/1A-010は2010年に登場した“後期”、5711/1A-001は2006年からの“前期”といった感覚があるわけですから、両者の差はこれまでなかったといえます。
しかしながら、3ヶ月前に5711/1A-010が2000万円以下となって以降、5711/1A-010は1500万円台や1600万円台などという水準である一方、長らく5711/1A-001のほうは2200万円といった状態が継続。
同じ青文字盤の5711/1Aでも、5711/1A-001は不思議とずっと2000万円以上をキープしているのです。