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現在相場考察

2022年9月青文字盤の様子、ノーチラス5711/1A-010

2022年9月26日更新
パテックフィリップのノーチラス5711/1A-010について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年3月の安値と2022年9月の安値を比較し現在相場を考察。この0年6ヶ月での変動は¥-3,377,660だった。

ノーチラス 5711/1A-010についての考察(2022年9月)

今年2月にボトム価格が2780万円にまで達したノーチラス5711/1A-010ですが、その後下落し、3月には2035万円となっていました。

そして、それからも5711/1A-010下落していったわけですが、一時は1500万円台となっていました。

ただ、そういった状況下において5711/1A-010の“2番目に安い個体”は、依然として2000万円以上という様子があり、ボトム価格と2番目個体との価格差が500万円程度もある状態となっていたのです。

そのため、6月以降において、5711/1A-010の様子は記事で伝えづらかったわけです。

ただ、それから今にかけて、『5711/1A-0102000万円以下で購入可能』という状態は3ヶ月以上も継続。また、現在では3番目に安い個体まで2000万円以下となっているため、記事化した次第であります。

パテックフィリップ ノーチラス 5711/1A-010¥12,870,000〜¥26,950,000(2024年11月21日現在)

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年3月
の安値
2022年9月
の安値
変動額 残価率
パテックフィリップ
ノーチラス
5711/1A-010
中古 0年
6ヶ月
¥20,350,000 ¥16,972,340 -3,377,660 83.40%

なお、この5711/1Aの青文字盤には、この5711/1A-010の他に、5711/1A-001があります。

5711/1A-010は2010年に登場した“後期”、5711/1A-001は2006年からの“前期”といった感覚があるわけですから、両者の差はこれまでなかったといえます。

しかしながら、3ヶ月前に5711/1A-0102000万円以下となって以降、5711/1A-0101500万円台1600万円台などという水準である一方、長らく5711/1A-001のほうは2200万円といった状態が継続。

同じ青文字盤の5711/1Aでも、5711/1A-001は不思議とずっと2000万円以上をキープしているのです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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