カラトラバ5000には、WG、YG、RGがありますが、WGは初期世代で、まだ『-001』というリファレンスの枝番が無かった時代から、存在していたモデルだといえます。
2016年頃において、このWGの5000Gは、特に珍しいという存在感ではなく、5000としてはRGのほうがレアといえました。
それは、今でも変わりないといえるのですが、以前と比べると5000Gも見ることが少なくなったため、どちらもレアという感じがあります。
そんな5000Gですが、現在水準はどうなっているかというと、306万円となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2016年11月 の安値 |
2022年9月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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パテックフィリップ
カラトラバ 5000G |
中古 | 5年 10ヶ月 |
¥1,296,000 | ¥3,060,000 | 1,764,000 | 236.11% |
5000といえば、長らく140万円前後といった水準に位置していた印象がありますが、今年5月にYGの5000Jは230万円台に到達。
他のカラトラバ同様、2021年頃から目立った上昇をした結果、以前とは全く異なる価格帯に位置するようになったといえます。
そういった意味で、今回5000Gが300万円台になったということは、『G』のレアさからして違和感がなく、やはりこの世代のカラトラバは目立って高くなっている状態であるということを再確認させられる出来事だと感じます。