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現在相場考察

1年前と比較して37万円の上昇、サブマリーナ116613LB前期文字盤

2022年9月29日更新
ロレックスのサブマリーナー116613LBについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2021年9月の安値と2022年9月の安値を比較し現在相場を考察。この1年0ヶ月での変動は¥370,200だった。

サブマリーナ 前期文字盤 116613LBについての考察(2022年9月)

6桁世代の“青サブ”、116613LBにはデビュー時から2013年頃までの『マットな青文字盤』(前期)と、2014年以降の『サンレイ青文字盤』がありますが、長らく後期文字盤のほうが高い水準となっています。

現在でも前期文字盤が116613LB全体としてのボトムに位置しており、その水準は約214万円という状態。

これは、1年前と比較すると37万円の上昇という値動きであります。

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2021年9月
の安値
2022年9月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
サブマリーナ
前期文字盤
116613LB
中古 1年
0ヶ月
¥1,774,800 ¥2,145,000 370,200 120.86%

今年といえば、『2月頃にガバっと上昇⇒その後下落』という値動きが目立っていますが、この116613LBについてはそういった様子が見られず、2月から現在までにかけて210万円台で安定といった感覚があります。

なお、この116613LB、『マットな青文字盤』という前期文字盤が、“特異な旧6桁世代”ならではの個性といえるため、“前期のほうが高い”といった状態になったことがあります。

けれども、それは一時の出来事だったといえ、その後は『後期文字盤のほうが高い』という状態に戻っており、今でも前期がボトム価格に位置する状態となっています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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