タンクアメリカンは、数あるタンクシリーズの中で“フラッグシップ”を担う存在で、K18もしくはプラチナのみといったランナップ構成となっています。
これは、ロレックスでいうデイデイト的な存在だといえるわけですが、そういったフラッグシップ感とは逆に、中古相場は安価という傾向がありました。
このタンクアメリカンのメンズサイズ、クロノグラフモデルは、今年5月時点でも52万円で購入可能という状態だったのです。
とはいえ、実はそういった価格帯なのはクォーツのほう。同じクロノグラフでも、機械式ムーブメントとなると、以前からフラッグシップモデルらしい中古相場となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2017年11月 の安値 |
2022年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
カルティエ
タンクアメリカン W2609456 |
中古 | 4年 11ヶ月 |
¥1,275,000 | ¥1,611,600 | 336,600 | 126.40% |
つい数ヶ月前まで50万円台だったクォーツクロノグラフに対して、こちらの自動巻モデルは、2017年11月時点で120万円台という価格帯に位置していました。
そして、そういった高い評価は現在までも続いており、2017年⇒2022年では33万円程の上昇といった値動きをしている様子。
その結果、現在水準は160万円台と、やはり『タンクアメリカン』のイメージ通りな中古相場となっているといえます。