腕時計投資新聞

腕時計の[買う・使う・売る]すべてを楽しむ専門サイト「腕時計投資ドットコム」
腕時計百科事典

デイト表示|腕時計の基礎知識

2016年8月26日更新

腕時計におけるカレンダー表示方式の1つが小窓によるデイト表示である。0から31までがプリントされたディスクを24時間毎に1日分回転させることで機能する。ちょうど小窓位置に見える数字がその日の日付を表すように手動で調整する。

date_08

夜中の12時を回る際、瞬時に小窓のデイト表示が変わるのことを「デイトジャスト構造」と呼ぶ。この構造を採用しないムーブメントの場合、23:30頃からゆっくりとデイトがプリントされたディスクが回るため、例えば「1と2」が上下隠れた中途半端な状態で表示される。

日付調整ができるタイプの腕時計の場合、デイト表示が切り替わるタイミングで日付調整を行うと、ずれるなどの不具合が発生する。10時から2時を腕時計が指している場合に日付調整をしてはならない、という記述があるがこれは不具合を避けるためである。本来、“昼”の12時であればデイト表示が切り替わるタイミングでないため日付調整を行っても問題ないのだが、その見分けがつきづらいため、12時付近を時計が指している場合、日付調整は避けたほうが無難である。

また、12時を指している場合でも日付調整を安全に行うには、時計の時間を3時まで一旦進めて日付調整を行う方法や、23:30から0:00の間を何度も行き来してカレンダーを進めるなどの方法がある。

本コンテンツには、主観的評価、見解、想定における情報が含まれています。運営者及びコンテンツ提供者は、コンテンツ内容の正確性、確実性、完全性における保証を行いません。また、コンテンツ内容にかかわる損害・トラブル等に関する一切の責任を負いません。本サイトに記載されている情報は、特に断り書きがない限り、更新日時点での情報に基づいています。