オメガの限定モデルといえば、近年『値動きが活発』という印象がありますが、マルイ限定はその中でも最初に値上がりしたほうのモデルだといえます。
なお、マルイ限定といえば、スピードマスターオートマチックの3510.21が思い浮かび、実際それが“限定オメガ”として、真っ先に目立った値動きをした存在です。
しかし、実は『マルイ限定』は、スピードマスターだけではないのです。
今回、もう1つのマルイ限定オメガを紹介したいと思うのですが、意外なことに、そのマルイ限定は、なんとダイナミック。
この世代のダイナミックは、1997年に廉価モデルといった役割で登場したわけで、あまりラインナップ数が多くなかった印象ですが、それにマルイ限定があったとは驚きです。
そして、このダイナミックのマルイ限定モデルもまた、他の限定オメガに負けないぐらいの値動きとなっている様子。
5202.51は、2018年3月時点では約16万円という水準でしたが、2022年現在では約49万円となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2018年3月 の安値 |
2022年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オメガ
ダイナミック 5202.51 |
中古 | 4年 7ヶ月 |
¥168,000 | ¥498,520 | 330,520 | 296.74% |
この5202.51は、2018年⇒2022年で33万円もの上昇となったわけですが、これは残価率で示すと約296%という動きです。
2018年⇒2022年では、ダイナミックの通常モデルも目立った上昇となっていますが、そちらと比べても、限定モデルの伸びは凄まじいといえます。
2018年時点では、通常モデルの3針が約10万円だったのに対し、このマルイ限定は約16万円。2018年当時、マルイ限定は“ちょっと高い”といった程度でしたが、現在では、通常モデルが約15万円、マルイ限定は約49万円と、ずいぶん離れた価格帯になっているわけです。