先日、タンクアメリカンの機械式クロノグラフ(革ベルト)をお伝えしましたが、クロノグラフにはクォーツモデルも存在します。
そして、今回取り上げるのは、そんなクォーツモデルでも、ブレスレットのほう。
タンクアメリカンには、
という選択肢があります。
通常、腕時計の要素としては
となり、タンクアメリカンのようにK18を採用するモデルの場合、ブレスレットは必然的に高い相場となるわけです。
まして、昨今は金相場上昇にともない、金の含有量が多いK18ブレスレットモデルは、腕時計自体の需要(人気度)にかかわらず高くなるという現象が起こっても不思議でありません。
そうなると、
よりも
のほうが高い、という構図となりそうなところですが、タンクアメリカンの場合そうではないのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2019年6月 の安値 |
2022年10月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
カルティエ
タンクアメリカン W26033L1 |
中古 | 3年 4ヶ月 |
¥1,180,000 | ¥1,397,000 | 217,000 | 118.39% |
現在、『機械式+革ベルト』のW2609456は約161万円である一方、こちらの『クォーツ+ブレスレット』は約139万円。
『クォーツ+ブレスレット』のほうが22万円程度安いのです。
機械式人気が高いといっても、革ベルトのそれが、K18ブレスレットのクォーツよりも高いという事例は稀だといえます。
タンクアメリカン、特にクロノグラフモデルの場合、機械式の個体が少なく人気度が高いのだと思います。