2013年頃をもって廃止されたサブマリーナのダイヤモデル。ちなみに2018年に、ダイヤサブマリーナは復活したものの、それは6桁GMTマスター2のような『超豪華』なモデルに変化しています。
2013年頃までのダイヤモデルは、デビューから5年程度で廃止となったため、生産年が短く、以前から評価が高い傾向となっています。
そんなサブマリーナのダイヤモデル(2013年頃まで)には、
といったバリエーションがあるわけですが、今回取り上げるのはWGモデルである116619GLB。
この116619は2008年にサブマリーナ初のWGモデルとして登場した経緯があるため、この世代のサブマリーナではフラッグシップモデルといった感覚でした。
そして、そのダイヤ版である116619GLBはその頂点だったといえます。
そんな116619GLBは、そういった要素があるだけあって、前回お伝えした2020年12月時点でも約529万円という水準に達していました。
では、2022年現在ではどういった水準担っているかというと、その答えは約628万円。この1年11ヶ月で約99万円の上昇という値動きになっているものの、2020年12月⇒2022年11月のという期間の特性を考慮すると、思ったほど伸びていないという印象にもなります。
本記事で参考とした中古腕時計
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年12月 の安値 |
2022年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
サブマリーナ 116619GLB |
中古 | 1年 11ヶ月 |
¥5,291,800 | ¥6,283,000 | 991,200 | 118.73% |
近頃、旧6桁世代スポーツのK18モデルにおいて、600万円台という中古相場は珍しくない印象ですが、そうであるならば、この116619GLBといったフラッグシップ感のあるモデルはもう少し高い価格帯でも不思議でないといえます。
また、この116619GLBは「WG+青文字盤」という見た目であるわけですが、近年ではラグスポの影響で「SS+青文字盤」がとても人気という状態。116619GLBは、ラグスポと同じカラーリングであるわけですから、そういった人気要素を考慮すると、やはりもう少し評価されても良いのではないかという感覚になります。
とはいえこの116619GLB、今年6月から8月前半までにかけては、700万円台に達していたという経緯があります。
現在水準は、今年の『ガバッと上昇⇒その後下落』という値動きとなった結果、620万円台に落ち着いたという状態なのでしょうが、ここまで値下がりしなくても良かったのではと思います。