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現在相場考察

200万円程度で購入可能、ヨットマスター68628

2022年11月13日更新
ロレックスのヨットマスター68628について斉藤由貴生が執筆。本記事では2017年8月の安値と2022年11月の安値を比較し現在相場を考察。この5年3ヶ月での変動は¥660,800だった。

ヨットマスター 金文字盤 68628についての考察(2022年11月)

K18モデルの相場が上昇した結果、今ではロレックススポーツモデルの金無垢モデルは500万円以上といった水準が当たり前となっています。

また、デイデイトに関しても今年目立った上昇をしたことにより、2000年デビュー世代のデイデイトはすでに300万円以上といった水準が当たり前。2年ぐらい前まで、そういった年式のデイデイトは200万円以下で購入可能だったことを考えると、ずいぶん高くなったといえます。

しかしながら、実はまだK18スポーツロレックスでも200万円程度で購入可能というモデルが存在、それこそがヨットマスター68628であります。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2017年8月
の安値
2022年11月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ヨットマスター
金文字盤
68628
中古 5年
3ヶ月
¥1,350,000 ¥2,010,800 660,800 148.95%

68628は、ヨットマスターのボーイズサイズであるわけですが、そういった小ぶりなサイズゆえに以前から相場は相対的に安い傾向があります。

ボーイズサイズとはいえ、6862835mmと、エクスプローラーやデイデイトよりも1mm小さなサイズ。これは、十分メンズサイズといえる大きさなのですが、ボーイズサイズということでメンズサイズよりも明らかに安価な相場となっています。

ちなみに、この68628、2017年から2021年3月頃までは、130万円前後という水準に位置し、長らく相場が変わらない傾向がありました。

それが2021年4月頃から上昇し、今年になると200万円以上という水準に到達しています。

ただ、現在の約201万円という水準をもってしても、他のK18ロレックスと比較すると相対的に安価だといえ、スポーツモデルということを考慮するともう少し高くても不思議でないと思います。

なお、この68628の後継モデルである168628については現在270万円台となっており、すでに200万円程度といった水準では購入できない状況です。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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