“白文字盤にGMT機能”という異色なシーマスターの2538.20は、2000年代前半頃に現行だったモデルです。
これまでの中古相場は20万円程度といった水準が主で、2017年から2020年頃までそういった状態が続いていました。
ただ、2021年になると約24万円という水準に変化し、2538.20はその時点で「それまでとは違う」という値動きになったといえます。
そんな2538.20ですが、2021年⇒2022年では、派手な値上がりという動きに変化。なんとこの1年2ヶ月で2538.20は20万円程の値上がり状態となり、現在水準は約44万円に達しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年9月 の安値 |
2022年11月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
オメガ
シーマスター GMT 2538.20 |
中古 | 1年 2ヶ月 |
¥244,200 | ¥446,000 | 201,800 | 182.64% |
この2538.20は、この1年2ヶ月で20万円台⇒40万円台という変化になったわけですが、これは「非限定モデル」かつ「知名度が高くない」オメガとしては、かなり珍しい値動きだといえます。
値動きするオメガといえば、限定モデルが多い傾向がありますが、近頃ではムーンウォッチといった有名モデルも上昇する傾向があります。
ただ、この2538.20のような、そこまで有名ではないモデルがこれほどの値動きとなった事例は多くないため、今回の値動きはかなり大きなインパクトがあるといえます。