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現在相場考察

明らかに高くなっている様子、スピードマスターマーク2 145.014

2022年12月2日更新
オメガのスピードマスター145.014について斉藤由貴生が執筆。本記事では2017年11月の安値と2022年12月の安値を比較し現在相場を考察。この5年1ヶ月での変動は23万円の値上がりだった。

スピードマスター マーク2 145.014についての考察(2022年12月)

ロレックスの4桁スポーツモデルといえば、独特のヴィンテージ感が格好良く、20年以上前から“高い”価格帯に位置する傾向があります。

しかし、同じ年代のモデルでも、オメガには“安価”というモデルが存在。それがスピードマスターのマーク2だったわけですが、前回お伝えした2017年11月時点では約21万円で購入可能だったのです。

この145.014は、2017年前後3年ぐらいの間、あまり変わらないという様子となっており、いつでも20万円程度で買うことができるという感覚があったといえます。

けれども、そんな145.014には今、大きな変化が発生。なんと、現在水準は2017年の2倍という状態になっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2017年11月
の安値
2022年12月
の安値
変動額 残価率
オメガ
スピードマスター
マーク2
145.014
中古 5年
1ヶ月
¥218,000 ¥448,000 230,000 205.50%

この145.014は、古いモデルであるため、様々な程度の個体がありますが、ABランク以上の個体のボトム価格という条件では、現在約44万円となります。なお、程度に関係ない条件としても、2017年11月水準から12万円の値上がり状態

いずれにしても、145.014は今、明らかに高くなっている様子だといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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