見た目が16622にそっくりな、6桁世代のヨットマスターロレジウム。
このモデルから、青文字盤が文字盤バリエーションとして正式採用され、後にダークロジウム文字盤が追加。かつて「ロレジウム」といえば、プラチナ文字盤をさしたわけですが、今では「3つの文字盤バリエーション」がある状態となっています。
116622において、プラチナ文字盤は最も安価という位置となっているわけですが、それでも昨年11月時点で約138万円に到達。2021年7月時点まで116622プラチナ文字盤は、「2017年水準との差が10万円未満」だったため、11月の変化は大きかったわけです。
そして、2022年12月の今、116622は150万円台に達している様子となっています。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年11月 の安値 |
2022年12月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ヨットマスター プラチナ文字盤 116622 |
中古 | 1年 1ヶ月 |
¥1,388,000 | ¥1,543,300 | 155,300 | 111.19% |
ロレジウムは、2010年代前半頃まで“相対的に高めなスポーツモデル”という印象でしたが、今では「安いほうのスポーツモデル」というようになってしまっています。
この116622プラチナ文字盤は、150万円台に達したとはいえ、この価格帯では『セラミックベゼル最安値』と同等程度といった状態。
5桁時代の「ロレジウム」は、SSデイトナの次といったポジションだったわけですが、今では「コンビのサブマリーナよりもだいぶ安価」という価格序列になってしまっています。
このプラチナ文字盤は、すでに生産終了状態とされ、レア度が高いという要素が存在。それでいて、手が込んだ文字盤であるわけですから、もう少し評価されても良いのでは、と思います。