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現在相場考察

100万円を割ってしまっている、ミルガウス116400黒文字盤

2022年12月11日更新
ロレックスのミルガウス116400について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年8月の安値と2022年12月の安値を比較し現在相場を考察。この0年4ヶ月での変動は¥-132,000だった。

ミルガウス 黒文字盤 116400についての考察(2022年12月)

2021年11月時点で120万円以上という水準に達していたミルガウス116400の黒文字盤。

その後は150万円台にまで達したものの、2022年夏までには下落。8月時点ではボトム価格が113万円と、2021年11月水準を下回っていた状態でした。

そして、それから今にかけても116400黒文字盤は下落し、現在水準は約99万円という状態。なんと100万円を割ってしまっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年8月
の安値
2022年12月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
ミルガウス
黒文字盤
116400
中古 0年
4ヶ月
¥1,130,000 ¥998,000 -132,000 88.32%

ミルガウスは、何かと“一筋縄ではいかない”値動きをするモデルだといえますが、今回の黒文字盤の事例もまた、そういったことを象徴するかのような値動きだといえます。

116400黒文字盤が100万円以上となったのは2021年10月のことですから、「100万円割れ」という状態は1年2ヶ月ぶり。逆にいえば、100万円以上という状態を1年2ヶ月しかキープできなかったとも表現できてしまいます。

ちなみに、筆者は現在でもこの時計を所有していますが、こういった値動きを見ても「あまり手放したい」とは思っていません。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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