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現在相場考察

ついに400万円以上という水準、ランゲ1 101.032

2022年12月12日更新
ランゲ&ゾーネのランゲ1101.032について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年5月の安値と2022年12月の安値を比較し現在相場を考察。この0年7ヶ月での変動は¥628,000だった。

ランゲ1 101.032についての考察(2022年12月)

メカ好きの時計ファンから評価が高いといえるランゲ1ですが、2017年頃から数年間「元気がない」という中古相場となっていました。

ランゲ1は、2015年頃まで「相場全体が高いときには高い」という中古相場となっていたわけですが、2017年からは「値下がり」だったり「値動きしない」という状態が続いていたわけです。

しかし、2021年をもってそういったランゲ1の状態は変化。値動きするようになったのです。

ランゲ1にはYGやRGなどいくつかのバリエーションがありますが、ざっくり相場の動きをいうと、以下のようになります。

  • 2015年頃まで:260万円以上
  • 2017年頃から:200万円前後
  • 2021年からは:320万円以上
  • といった具合です。

    そして、今年になると、ランゲ1“360万円以上”といった相場となり、2021年水準をさらに上回った状態となっていました。

    そんなランゲ1ですが、2022年も後少しという今、なんと再びの上昇という動きを見せている様子があるのです。

    本記事で参考とした中古腕時計

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    本記事の価格比較

    腕時計 状態 期間 2022年5月
    の安値
    2022年12月
    の安値
    変動額 残価率
    ランゲ&ゾーネ
    ランゲ1
    101.032
    中古 0年
    7ヶ月
    ¥3,652,000 ¥4,280,000 628,000 117.20%

    この101.032は、今年5月時点では約365万円という水準でしたが、12月現在ではなんと428万円という状態。

    ランゲ1のYGモデルが、ついに400万円以上という水準に達したのです。

    2015年頃までのランゲ1の値動きからすると、現在水準になったとしても何ら不思議ではないわけですが、2017年⇒2020年までの沈黙があるため、400万円以上になったということは“凄い”という感覚になります。

    この記事の執筆者
    斉藤由貴生
    腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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