このところ、90年代カルティエの値動きが目立っており、パシャCやパシャ38mmなどが上昇している様子があります。
そういった動きは、サントスガルベでも見られており、特にLMサイズの上昇が目立っている状態。
これまで、サントスガルベで“上昇”となっていたのは、2000年代中盤にデビューした「XLサイズ」でしたが、それより前に登場していた「LMサイズ」の値動きも活発化しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年7月 の安値 |
2022年12月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
カルティエ
サントスガルベ W20041C4 |
中古 | 2年 5ヶ月 |
¥261,800 | ¥547,800 | 286,000 | 209.24% |
サントスガルベのLMサイズは、LMといってもケースサイズが29mm程度。とはいえ、それほど小さく見えないわけですが、正規店の方いわく「今の時代では小さいと言われてしまう」とのこと。
そういったこともあってか、これまであまり値動きはせず、長らく25万円前後という水準でSSもコンビも購入可能という状態がつづいていました。
ちなみに、このLMサイズには、自動巻とクォーツがありますが、上記「25万円前後」というのは自動巻の相場であります。
そんなサントスガルベのLMサイズでありますが、近頃「異変」が起こっており、かつてとは比べものにならないぐらいの価格帯にまで上昇。
このLMサイズのコンビモデルであるW20041C4は、2020年7月時点では約26万円で購入できたわけですが、現在ではなんと約54万円。実に2倍以上の水準にまで上昇しているのです。
なお、このW20041C4は、限定モデルということで文字盤が「アプライド仕様」。ただ、通常モデルとの相場差はそこまでなく、サントスガルベは全体的に高くなっている印象です。