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現在相場考察

7月水準よりも約101万円安、デイトナ116505黒文字盤

2022年12月18日更新
ロレックスのデイトナ116505について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年7月の安値と2022年12月の安値を比較し現在相場を考察。この5ヶ月での変動は101万4550円の値下がりだった。

デイトナ 黒文字盤 116505についての考察(2022年12月)

7月頃から“値下がりが収まり気味”といった感じだったデイトナの116505。10月には、他のモデルが『回復』といった兆しになっていたこともあり値下がりに歯止めがかかったのでは、といった感覚もありました。

しかし、そんな116505は今、7月水準よりも約101万円安という状態となっているのです。

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年7月
の安値
2022年12月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
黒文字盤
116505
中古 0年
5ヶ月
¥7,194,550 ¥6,180,000 -1,014,550 85.90%

この116505黒文字盤(インダイヤルがシャンパン)は、今年3月に約898万円に達したものの、それをピークとしてその後は値下がり傾向となっています。

最初に分かりやすく値下がり状態となっていたのは5月だったのですが、その際は『2ヶ月で100万円程の下落』といった動き。残価率は約88%となっていました。

また、5月から7月にかけても116505は再度の値下がりとなり、その際は『2ヶ月で約73万円の下落、残価率は約90%』といった状態でした。

その後は、しばらく値動きがない様子だった116505ですが、今回5ヶ月ぶりに値下がりとなり、『約101万円の下落、残価率約85%』という値動きになっています。

いずれも“100万円規模の下落”“残価率が88%前後”という様子であるわけですが、今回は残価率が約85%と最も低い数値。116505にとって今年1番の値下がりともいえる様子となっています。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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