先日、デイデイトの記事にて「オニキス文字盤が高くなっている」ということをお伝えしましたが、デイトジャストでも同様の状態となっています。
オニキス文字盤は、16233といった5桁世代だけでなく、6桁世代にも存在。116233は2004年デビューの6桁世代の幕開けを担ったモデルですが、その代にもオニキス文字盤がありました。
ちなみに、デイトジャストのオニキス文字盤には「2P仕様」がほぼ全てといったところで、「ダイヤなしバージョン」は見たことがありません。
2017年において、116233通常文字盤の中古相場は65万円程度といったところでしたが、オニキス文字盤となると約93万円。当時の“通常文字盤対オニキス文字盤”の相場差は30万円程度でした。
では、現在116233のオニキス文字盤がどういった水準になっているかというと、その答えは約246万円。実に、2017年水準の2.6倍といった状態にまで変化しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
※広告が含まれる場合があります
本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2017年7月 の安値 |
2023年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ロレックス
デイトジャスト オニキス文字盤 116233 |
中古 | 5年 6ヶ月 |
¥935,800 | ¥2,468,400 | 1,532,600 | 263.77% |
現在、通常文字盤のほうの116233相場はどうかというと100万円前後という状況。ですから、116233通常文字盤場合、2017年⇒2023年の伸びは1.5倍程度、変動額にすると35万円程度の上昇となります。
それに対して、オニキス文字盤は2017年⇒2023年で約153万円の上昇となっているわけですから、大きな差がついたといえます。
先日のデイデイトといい、今回のデイトジャストの例といい、オニキスといった特殊文字盤がこのところ急激に高い評価となっている状態で、人気スポーツモデルもびっくりな伸びとなっているわけです。