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現在相場考察

黒文字盤よりも弱い値下がり、デイトナ116500LN白文字盤

2023年1月29日更新
ロレックスのデイトナ116500LNについて斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年9月の安値と2023年1月の安値を比較し現在相場を考察。この0年4ヶ月での変動は¥-147,000だった。

デイトナ 白文字盤 116500LNについての考察(2023年1月)

現行デイトナ116500LNといえば、黒文字盤が『8月に回復⇒10月にもっと回復⇒その後下落』という値動きをした経緯があります。

黒文字盤は、昨年8月に390万円という水準でしたが、10月には約426万円にまで回復。しかし、今では368万円がボトム価格となっており、8月との比較で22万円の値下がりという状態です。

では、白文字盤はどうなっているかというと、こちらは黒文字盤よりも弱い値下がりといったところ。

前回、116500LN白文字盤をお伝えしたのは昨年9月でしたが、その際の水準が441万円であるのに対し、現在水準は約426万円(ABランク以上のボトム価格)となっており、9月水準に対して14万円程度の下落にとどまっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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ロレックス デイトナ保証書 2016.11 116500LN ランダム SS/セラミック メンズ 白文字盤 仕上げ済 美品

本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年9月
の安値
2023年1月
の安値
変動額 残価率
ロレックス
デイトナ
白文字盤
116500LN
中古 0年
4ヶ月
¥4,410,000 ¥4,263,000 -147,000 96.67%

人気腕時計の中古相場は、昨年10月から11月にかけて『回復』という兆しが見えたものの、その後は再び『値下がり』となり、今では「以前よりも“更に下がった”」というモデルが多い印象があります。

しかしながら、デイトナ116500LNは、昨年夏水準に対して、黒文字盤が22万円の下落、白文字盤は14万円程度の下落にとどまっており、あまり大きく変わっていないといった状況だといえます。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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