現行世代のミルガウスとして、唯一2007年に登場していないのが、このZブルー文字盤です。
デビューは2014年と、116400GV登場から7年後のことであるため、デビュー当時から目立つ存在となっており、「6桁世代ミルガウスの中で最も高値」という傾向があるといえます。
とはいえ、2021年から116400の白文字盤が大幅上昇した際には、一時“抜かされる”ということもあったため、「常に最も高値」とはいえない側面もあります。
そんなZブルー文字盤でありますが、現在水準はどうなっているかというと約140万円という様子。
現在、116400白文字盤は約125万円となっているため、再び「Zブルー文字盤」らしく、他の6桁世代ミルガウスに対して飛び抜けて高いという価格帯に戻ったといえます。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2021年11月 の安値 |
2023年1月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ロレックス
ミルガウス Zブルー文字盤 116400GV |
中古 | 1年 2ヶ月 |
¥1,380,000 | ¥1,402,500 | 22,500 | 101.63% |
Zブルー文字盤を前回お伝えしたのが2021年11月であるため、今回はその時点と現在水準を比較したわけですが、結果としては、「現在水準は2021年11月水準とほぼ同等」という状態です。
116400Zブルー文字盤は、2022年3月頃までにかけて、他の人気モデル同様“急上昇”という値動きをしていたわけですが、その際は約183万円となっていた形跡があります。
ちなみに、2022年1月時点で116400GV黒文字盤は約157万円に達しており、「2008年6月の新品実勢価格(プレミア価格)に迫る」という状態に到達。116400黒文字盤も150万円以上となっており、この世代のミルガウスは全てのモデルが高くなっていたわけです。
ただ、その後は116400、116400GVともに値下がり。
その結果、Zブルー文字盤の現在水準は約140万円というように、2021年11月水準並となっている状態です。