これまで「良い腕時計なのに安価で購入可能」として紹介してきたゼニスのクロノマスター01.0240.410。
このモデルは、
という要素を持っているにも関わらず、これまで30万円台で購入することができたのです。
しかし、そんなクロノマスターは今、なんと以前とはずいぶん異なる価格帯に変化している様子。
現在水準は、なんと約55万円(ABランク以上のボトム価格)となっており、前回紹介した2020年11月時点と比べて、約21万円もの値上がり状態となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年11月 の安値 |
2023年2月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
---|---|---|---|---|---|---|
ゼニス
クロノマスター 01.0240.410 |
中古 | 2年 3ヶ月 |
¥348,000 | ¥558,800 | 210,800 | 160.57% |
このクロノマスター01.0240.410を最初に紹介したのは2016年9月でしたが、その際の水準は約31万円でした。
次に紹介したのは2017年10月で、その際も約32万円と、2016年に近い状態。そして、その次が2020年11月だったわけですが、その時期でも約34万円で購入可能だったわけです。
2017年⇒2020年といえば、ロレックスやパテックフィリップはもちろん、オメガ相場もずいぶん変わったといえるわけですが、このクロノマスターについては「ほぼ変わっていなかった」わけです。
それが現在、01.0240.410は約55万円となっているわけですから、以前とはずいぶん異なる価格帯に変化したといえます。
この01.0240.410は、ようやく冒頭で書いた「良い要素」に沿った価格帯になったかと思いますが、これまで評価されていなかったモデルが、急激にこういった変化をするのは興味深い値動きだと感じます。