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現在相場考察

2022年5月水準に対して約25万円の上昇、クロノメトロゴンドーロ5098P-001

2023年2月10日更新
パテックフィリップのゴンドーロ5098P-001について斉藤由貴生が執筆。本記事では2022年5月の安値と2023年2月の安値を比較し現在相場を考察。この0年9ヶ月での変動は¥252,000だった。

クロノメトロゴンドーロ 5098P-001についての考察(2023年2月)

専用ムーブメント、手彫りのK18文字盤という、スペシャルな内容でありながら、2019年4月に218万円にまで下落していたクロノメトロゴンドーロ5098P-001

その後5098P-001は、250万円台にまで回復するわけですが、2021年10月時点ではカラトラバ5196Jよりも安価」となっており、プラチナパテック最安値どころか、K18よりも安値といった状態となっていました。

しかし、そんな5098P-001は2022年5月に上昇。その際、筆者が確認した5098P-001水準としては、最高値更新という様子になったのですが、実はその時点でも「5196Jよりも安値」ということに変わりなかったのです。

そんな5098P-001ですが、今回「さらなる上昇」という様子。

現在水準は約360万円と、2022年5月水準に対して約25万円の上昇となっているのです。

本記事で参考とした中古腕時計

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本記事の価格比較

腕時計 状態 期間 2022年5月
の安値
2023年2月
の安値
変動額 残価率
パテックフィリップ
クロノメトロゴンドーロ
5098P-001
中古 0年
9ヶ月
¥3,350,000 ¥3,602,000 252,000 107.52%

2022年5月⇒現在といえば、パテックフィリップの多くが「下落している」という印象になるわけですが、それらとは逆にこの5098P-001「上昇」しているのです。

その結果、5098P-001の現在水準は、5196Jよりも高いという状況。久々に、プラチナパテックらしい序列に戻ったといえます。

5196J-001の現在水準は、約309万円となっているのですが、これは2022年4月の約343万円というピーク水準に対して約34万円の下落状態。

それに対して、5098P-001は5月⇒現在で約25万円高となっているため、両者の序列が逆転したというわけです。

この記事の執筆者
斉藤由貴生
腕時計投資家。著書:『腕時計投資のすすめ(イカロス出版)』『もう新品は買うな(扶桑社)』連載:本サイト以外に『日刊SPA!』『POWER Watch』その他『日経マネー』など多数露出。
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