オーバーシーズの第一世代クロノグラフモデルには、銀文字盤と黒文字盤がありますが、この数年においては「黒文字盤のほうが高い」という傾向があります。
これら第一世代のクロノグラフは、2020年頃まで100万円前後という水準に位置。ノーチラスやロイヤルオークが上昇する中、3年もの間「変わらない」という状態が続いていたわけです。
しかし2021年からオーバーシーズは全体的に値動きするようになり、この49140/423A-8886も上昇。そして、2022年2月に、この黒文字盤は278万円に達していたわけです。
そんな49140/423A-8886の現在水準はどうなっているかというと、238万円という状態。実に、1年前水準に対して40万円の下落となっているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2022年2月 の安値 |
2023年2月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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ヴァシュロンコンスタンタン
オーバーシーズ 49140/423A-8886 |
中古 | 1年 0ヶ月 |
¥2,780,000 | ¥2,380,000 | -400,000 | 85.61% |
オーバーシーズといえば、現行モデルの下落が目立っていますが、現行モデルの下落が目立つというのは他のブランドでも同じです。
それに対して、旧世代は「そこまで値下がりしない」という傾向があるわけですが、このオーバーシーズ第一世代クロノグラフついては、それなりに値下がりしている様子があります。
49140/423A-8886は、2021年以降、現行人気モデル並みに目立った上昇をする傾向があるといえるため、今回の下落について、意外性はないと思います。