1998年に復刻版の限定モデルとして登場した経緯がある現代版モナコですが、LVMHグループ入り後は、比較的上級のラインナップになったという印象があります。
そして、近年ではキャリバー11を復活させ、このモナコCAW211P.FC6356等に搭載。キャリバー11搭載モデルは、リューズが左側にあるという特徴があります。
このCAW211P.FC6356は、1970年代のモナコを比較的オリジナルに近い状態で再現したモデルで、「青文字盤」が採用されているという特徴があります。
復刻版時代のモナコには『黒文字盤』しか用意されていなかったため、青文字盤のモナコは人気が高いといえますが、それとキャリバー11との組み合わせは、まさに「大人気」だといえるでしょう。
そんなCAW211P.FC6356でありますが、これまでの中古相場は長らく30万円台後半といった水準をキープした状態でした。
しかし、2021年になると40万円台に変化。今では約55万円という水準にまで上昇しているのです。
本記事で参考とした中古腕時計
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本記事の価格比較
腕時計 | 状態 | 期間 | 2020年11月 の安値 |
2023年3月 の安値 |
変動額 | 残価率 |
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タグホイヤー
モナコ CAW211P.FC6356 |
中古 | 2年 4ヶ月 |
¥396,530 | ¥556,097 | 159,567 | 140.24% |
このCAW211P.FC6356を最初に記事でお伝えしたのは2016年ですが、その時から2020年に至るまで、「長らく30万円台」という状態が続いていました。
しかし、2021年からは値動きするようになり、2022年には50万円台に到達。そして、2022年12月頃から、今年2月末頃までは、ボトム価格が約64万円となっていました。
現在でも、『この記事の個体以外は60万円台』という状態となっているため、CAW211P.FC6356は2021年から上昇傾向だといえるかと思います。