126660のデビュー前、2017年10月における116660 Dブルー文字盤の中古相場は約139万円という水準。それが126660登場後に値上がりし、2018年5月には約167万円に到達したわけです。
その後、116660 Dブルー文字盤は2018年8月には約157万円に落ち着いたわけですが、同年11月時点で、126660 Dブルー文字盤の新品実勢価格は約179万円。これは、『割高感』があったといえます。
しかし、そんな126660 Dブルー文字盤の現在中古相場は198万円という状態。
2018年⇒現在といえば、様々なスポーツロレックスが値上がりしている一方で、この126660には以下のようなハンディがあったといえます。
しかしながら、それでも126660 Dブルー文字盤はデビュー年の新品実勢価格よりも、現在中古ボトム価格のほうが約18万円高という状態であるわけです。
なお、2022年にシードゥエラー ディープシーは、後継モデルへとバトンタッチされたため、この126660は4年程度の短い生産期間ということになります。
こういった「短命モデル」は従来ロレックスでは珍しく、評価される傾向がありましたが、見た目がそっくりな116660と136660に挟まれた、この126660はレアモデルとして将来、特段評価されるのかは不明です。
斉藤由貴生 著書のご案内
データでわかる腕時計投資の正解 2022/1/26 333ページ |
|
資産価値が上がる腕時計の賢い選び方 2021/12/20 192ページ
|
|
もう新品は買うな! 2016/12/17 190ページ
|
|
腕時計投資のすすめ 2015/9/3 305ページ
|
|